リオデジャネイロオリンピックでは日本選手の活躍に大盛り上がり、連日感動しっぱなしでしたが、来週からはパラリンピックが開幕しますね。こちらも手に汗、目に涙なしでは観られないことでしょう...。
そんな9月の雑記のテーマは「バリアフリー」です。
先日、上野の国際子ども図書館で開かれている「世界のバリアフリー絵本展2015」に行ってきました。
(http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2016-02.html)
過去4年間に出版されたバリアフリー図書の中から、IBBY障害児図書資料センターが選んだ世界21か国の50作品を、実際に手に取って見ることができる展示会。
手話やピクトグラムで文章が書かれている絵本や、ディスレクシアの子ども向けに紙の色や文字の色・配置が工夫されている本など、興味深くじっくり見させていただきました。
障害があってもなくても共に楽しめる「ユニバーサルアクセス」というカテゴリーに選ばれている本は、なるほど絵やデザインが特に美しい印象を受け、分かりやすく、かつ深みのある作品ばかりで素晴らしかったです。
日本からの選出作品は4点。
「さわるめいろ」
「むし」(布絵本)
「サンドイッチいただきます」
「アイちゃんのいる教室」
「さわるめいろ」、私も目をつぶって挑戦してみましたが、なかなか難しかったです...!
そういえばリニューアルされてから国際子ども図書館を訪れるのは初めてだったので、ついでに新しい児童書研究資料室も覗いてきました。
こちらでは、「スポーツ」に関する世界各国の児童書を集めた企画展示が行われていました。やはりオリンピック・パラリンピックが熱い!
普段あまりお目にかかれない外国の絵本たちは、読めないけれど眺めているだけでなんだかワクワクしてきます。
「世界のバリアフリー絵本展2015」の会期は9/4(日)まで。週末のおでかけにいかがでしょうか。