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LLブック

9月の雑記のテーマは「バリアフリー」でお届けしています。

トイレの機器などを扱う会社に勤める友人が、こんなことを話していました。「会社で扱う、障害のある人でも使いやすいトイレの名前がバリアフリートイレと言うの。障害者用ではなくて、バリアが無い、バリアフリーという言い方が良いなと思った。」
今から20年以上前の話です。バリアフリーと言う言い方が新鮮で、ユニバーサルデザインという言葉はまだまだの頃です(遠い目...)。
今は「多目的トイレ」と書いてあることが多いでしょうか。
ベビーカーのまま入れてアラ便利。本当にお世話になりました。

LLブックは最近知った言葉です。
LLブックとは、「知的障害や自閉症、読み書き障害がある人にも読みやすく、わかりやすい本。「LL」とはスウェーデン語で「わかりやすく読みやすい」の意味の略語。文章や言葉を簡潔にしてイラストや写真、絵文字を多用、さらに漢字には振り仮名を付けるなど読むことが困難な人でも読みやすいように工夫されている。<「現代用語の基礎知識 2016」より>」
発祥の国スウェーデンでは1960年代からあったそうで、新しいものではないのですね。
肝心な点は、やさしいといっても幼児が楽しむような内容ではなくて、一般的な内容が分かりやすく表現されているところでしょうか。日本語学習中の外国人のかたにも良さそうです。
例えばこんな本がありました。

「わたしのかぞく  LLブック

LLブック(やさしく読める本)制作グループ(編)
樹村房(2015.4)


どんなバリアより硬くて手ごわいのが心のバリア。ベビーカーに乗っていた赤ん坊が今は反抗期真っ最中で、毎日バリアと格闘中です。

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