11月の雑記のテーマは「芸術の秋」です。
まだ11月も前半ですが、秋とは名ばかりで近頃めっきり寒くなりましたね。
ブログのテーマは「芸術の秋」ですが、みなさん秋といえばほかにどんなものを思い浮かべるでしょうか。
「食欲の秋」「運動の秋」「読書の秋」「行楽の秋」...今思いつくだけでもたくさん浮かびますが、私は一つずつ攻略することはせず、しばしば「芸術の秋」にかこつけてこれらすべてを一度に楽しめる方法をとります(実際は秋だけではないですが)。
それは、他県の美術館・博物館の展示を見に行くこと。
この方法をとりだしたのは数年前、見たいと思っていた展覧会の開催地が関西だと判明したことがきっかけ。普段なら距離の隔たりを理由にあきらめてしまっていたのですが、当時はどうしてもあきらめられず、どうせ遠くへ行くならば思い切り満喫してやれと小旅行のつもりで行ってみたのが始まりでした。
その時は目当ての展示が人気だったため入場まで時間がかかったのですが、待ち時間の間に読みたいと思いつつ読めずにいた本を思いがけず読むことができ、またせっかく遠くまで来たのだからと周囲を歩きまわって観光してみたり、途中見つけた名物を食べてみたり...。楽しいことづくしで見事に魅力にとりつかれてしまい、その後各地へ赴くこと数知れず。時間も資金も潤沢とは言えないのでいつも弾丸ツアーで、事前リサーチもほとんどしないで出かけることが多いのですが、本来の目的である芸術鑑賞とあわせて今まで行ったことのなかった場所の思わぬ魅力も発見でき、収穫は盛りだくさんです。
こんな「芸術の秋」、いかがでしょうか。