大掃除今昔
今月の雑記のテーマは「お掃除」です。
時節柄、やはり大掃除に気持ちが向きますね。
やらなきゃならないことがあるときって
どうしてそれ以外のことを猛烈にしたくなるのでしょうか。
向田邦子さんのエッセイ(たしか)に
畳をあげての大掃除の最中に
畳の下に敷いてあった新聞をつい読んでしまい
お母さんに叱られる、というのがありました。
...わかります。
「お尻をたてた姿勢で読んでいた」というような
表現がしてあり、それもすごくわかる!
座ってどっしり構えて読んでるわけじゃないんですよね。
ああ、やらなきゃいけない
でもちょっと気になって
すこし読むだけ
すぐに再開するし...
で みつかって 怒られる。
一方、角田光代さんのエッセイ(これもたしか...)では
年末大掃除をしない、という人が
自分の周りに意外に多い、と
驚きを持って記されていました。
「えっ、そうなの?!」と思ったのですが
はたと気づきました。
大掃除をしない身近な場所がある!
それは 会社です。
入社当時は けっこうのんびりしていて
(今を遡ること ○十年前です)
年内最終日は 半ドン、
(あっ 半ドンという言葉は今通じないのでしょうか)
あとは 社内の大掃除。
蛍光灯を全取り換えするなどの一大イベントもありました。
いつのころからか
大掃除をすることがなくなり
最終日は 自分のデスク周りを
ちょこちょこと片づけするかしないか程度。
いつも整理整頓を心がけていれば
大掃除は必要ないということなのでしょうが... 反省。