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装丁は本それぞれ

月末にお届けするMARCや検索のはなし。
今回は「装丁コード」について取り上げたいと思います。

つい見た目や形状のインパクトに引き寄せられて手に取ってしまう本や、凝っているなあと思うもの、たくさんありますよね。
データ部ではMARC作成の際、図書の形態がどんなものかが伝わるように「装丁コード」を付与しています。


まず図書館では、図書本体に芯がある、堅牢性の高いハードカバーの方が扱いやすいと思われます。そのためハードカバーであることが基準となるため、こちらには装丁コードを付与しません。
対して、図書本体に芯が無く、柔らかいものはソフトカバーとして装丁コードに入れています。最近の新刊本はこちらのタイプも増えているようです。


その他に、革張りの「革装」、布張りの「布装」。
手芸の本などに多い「型紙つき」や、購入して開かないと読めない「袋綴じ」。
ムックなどによく見られる、本を見開きの状態で背側から表紙とともに,針金で固定して閉じる「中綴じ」。
左右両方からそれぞれ異なる内容が始まる「両開き本」。
図書本体の紙の上部をわざと裁断しない「天アンカット」。
カヴァーの裏に図や文章などの情報が印刷されている「ジャケット裏に情報あり」。
絵本に多い「厚紙えほん」「変形本」「しかけつき」などなど。


TOOLiから装丁コードを指定して図書を検索できるので、形状で区別したいときは非常に役に立ちます。


また装丁コードには入りませんが、「本体に背が無い本」もここ最近よく見かけるようになりました。乱丁ではないのです。この場合はそれが普通であるとわかるように、形態注記に「背表紙なし糸綴じ」の文言を入れるようになりました。


珍しい形態の図書が出現すると、データとしてどう取るか頭を抱えることもありますが...。図書の外側にもこだわる制作者側の心意気を感じます。

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