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NDC10版の変更点とTRC MARCの適用~第10回・8類・9類~

NDC(日本十進分類法)10版の変更点と、それに伴うTRC MARCの適用をご紹介する企画、今回は8類および9類について取り上げます。


~801.91 点字、801.92 手話[手話言語]の分類項目が新設されました~
9版では点字を378.18、手話法を378.28としていますが、10版でそれぞれ801.91、801.92の分類項目が新設されました。
これを採用した上で、観点によりTRC MARCでは以下のように分類記号を付与します。

言語としての点字〈一般〉,点訳技術・点訳テキスト
10版801.91  9版378.18
点訳サービス・音訳サービスの活動〈一般〉
10版369.275  9版378.18
学校教育における点字指導
10版・9版とも 378.18


~820中国語、829.1朝鮮語[韓国語]などが本表上でより細かく展開されました~
コンスタントに刊行され、点数が増加していく分野です。
日中辞典 10版823.2  9版823
ハングル[朝鮮文字] 10版829.115  9版829.11
など、多言語・多項目にわたりますので10版本表の新設項目(右肩に"+"がついている項目)をご確認ください。


~日本文学史の下に平成時代の分類項目が新設されました~
9版では910.264に昭和時代後期と平成時代をまとめて収めていますが、10版では平成時代の日本文学史は910.265となります。
例えば、平成以降盛んになったライトノベルについての評論・研究書は、10版が 910.265になるものが多くあります。

~日本の近代小説を時代によって細分化する注記は採用いたしません~
また、913.6日本語の小説(近代)の注記に「*次のように細分化してもよい .61明治時代 .62 大正時代 .63昭和時代前期1927-1945 .64昭和時代後期1945-1989 .65平成時代1989-」が追加されています。
特に昭和と平成のどちらの時代が主要な活躍時期かを判断するのが難しいことや、配架の現状等も考え、TRC MARC では913.6の下での時代による細分は採用しないことにいたしました。


今回まで10回にわたり、NDC10版の変更点とTRC MARC の適用についてご紹介してきました。
ここで取り上げたのは、特に影響が大きいと思われる部分のみで、他にも細かな変更点がございますのでご留意いただければと思います。

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