こんにちは、典拠の木内です。
今月の雑記テーマは「昔、こわかった本(トラウマ本)」。
思い当たります。こどもの頃こわかった、でも、開かずにはいられなかった本。それは、家にあった百科事典です。百科事典ブームに乗って(?)我が家にもずらっと並んでいました。
百科事典の何がこわかったのか?
はい、それは「惑星」の項目。宇宙というものの認識もあやしいこども時代ですから、説明されている惑星の大きさ、地球からの距離、ビジュアルに脅威しか感じませんでした。とりわけて木星と土星がダメでした。なにこの巨大さ!なにこの輪っか(土星リング)!
想像をはるかに超えた惑星に戦々恐々...。でも、家にあった百科事典の思い出がこの「惑星」しかないということは、裏をかえせば興味津津だったのかもしれません。
プラネタリウムへ出かけたり、大人になってから天文講座をひそかに受講したり、岐阜県にあるスーパーカミオカンデへ見学に行ったり。嫌いは好きの裏返し? そうか、やっぱり惑星が好きだったのか。この記事を書きながら、今はもうない実家の百科事典をなつかしく思い出しました。