今週も先週に引き続き、ADEACの公開情報のお知らせです。
今回はADEACで今春以降に大幅リニューアルされた機関をご紹介いたします。
すでに公開されていた史料に加えてあらたに貴重な史料が何点も追加されています。
「前に見たことある」という方ももう一度のぞいて見て下さい!
◆多摩デジタル新選組資料館 新選組関連資料
昨年度まで「小島資料館 梧山堂雑書・新選組関連資料」という名称で公開していましたが、
佐藤彦五郎新選組資料館の史料も公開するにあたり名称を変更してリニューアル公開が始まりました。
新選組についての資料だけでなく、多摩地域に関する史料や古文書、地図なども追加されました。
新選組の史料ともあわせて、近藤勇らが過ごした当時の多摩地域についても思いをはせながらご覧ください。
◆船橋市西図書館 船橋市デジタルミュージアム
「船橋市西図書館 貴重資料」として公開していましたが、こちらも名称を変更しリニューアル公開しました。
それまでの浮世絵等に加え、新たに絵はがきや船橋ゆかりの画家・椿貞雄さんの作品なども公開しています。
また、「ふなばし産品ブランド」をPRキャラクターの「目利き番頭 船えもん」を探すミニゲームコーナーもあります。
ぜひチャレンジしてみて下さい!
◆北杜市図書館 金田一春彦記念図書館アーカイブ
言語学者・国語学者の金田一春彦さんと平山輝男さんの研究資料のデジタルアーカイブです。
昨年より一部資料を先行公開していましたが、高精細画像と音声データあわせて約1700点分の資料が閲覧可能になり本公開が始まりました。
全国各地の方言の調査資料がありますので、ゆかりのある地域の方言の音声データを聞いてみたり各地のイントネーションを聞き比べてみるのはいかがでしょうか。
10月8日には公開を記念したシンポジウムも開催されますので、ご興味のある方はぜひともご参加ください。
大幅リニューアルされた3つの機関についてご紹介させていただきました。
さて来週は公開情報ではなく、ADEACに関連していろいろなイベント等のお知らせをさせていただこうと思います。
次回は10月6日(金)更新予定です。お楽しみに!