こんにちは。
11月の雑記テーマは「京都」です。
京都といえば国内でも指折りの観光地。紅葉の時期は特に混雑する、とよく耳にします。データ部にはガイドブックも入荷するため、それらを見て「観光シーズンが来るなあ」と実感する日々です。
さて、そのなかでも特に京都というと、少し毛色の変わったものを目にすることがあります。「京都人が教える」というようなコンセプトの本です。
京都は観光地のイメージが強いですが、当然ながら多くの方が暮らす都市でもあります。「京都人」と呼ばれる彼らが選ぶような、いわゆる観光スポットではない穴場や、本当に美味しい食べものなどについて知りたいという需要が大きいのでしょう。「京都人」という言葉からそこはかとなく漂う気品も大いに魅力的です。
かくいう私も京都を何度も訪れており、京都で暮らしたい、「京都人」になりたいと思ったこともありました。
しかし、旅行中うっかり市バスを乗り間違えてしまったときのこと。運の悪いことにしばらく走行してから間違いに気づいたため、とるものもとりあえず停まったバス停で降りました。
すると前後左右どちらを見ても碁盤の目のような整った区画が続き、地図上で目印になりそうな建物も無い......。今どの通りにいるのか、目的地に向かうにはどの方向に行けば良いのかが分からず、途方に暮れてしまいました。
その後GPSを駆使して何とか電車の駅に辿りつき、目的地へと向かうことができたのですが、それ以来、方向音痴気味な私には京都で暮らすのは難しいかもしれないと考えるようになりました。
京都人、憧れるなあ。