2017年も残り半月ほどとなりました、
と書き出したものの実感が湧いてきません。。
TRCMARCでNDC10版のご提供が始まったこの1年、本当にあっという間でした。
さて、この分件のおはなし記事は今回が今年最終です。
年末恒例の今年1年に新設された件名を振り返ってみたいと思います。
(新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。)
「フィンテック」
「ブロックチェーン」
「仮想通貨」
まずは、金融関連です。これらの本を今年よく見かけました。1度聞いただけではなかなか覚えにくいカタカナ語も新設するとぐっと身近に感じられます。「仮想通貨」の登場で今後紙幣や硬貨はどうなっていくのでしょうか。
「深層学習」
「モバイルアプリ」
情報学分野です。今やスマートフォンのアプリは日々の生活に欠かせない便利なものとなっていますね。
「自動運転」
「民泊」
2020年の東京オリンピックに向けて盛り上がっていますね。オリンピックに関連した本は来年以降、より増えていきそうです。
また変わりダネ?な件名として「休養」も新設しました。お疲れの人が多いためか、「休み方」の本もよく見られました。
こうして振り返ってみると、今年新設した件名は何年後かにはどうなっているのかが気になってきます。今は珍しいものでも、きっと当たり前になったりもっと進化したりしていくのでしょう。
最後におまけとして、こんな件名もご紹介します。
「ヘッドホン」
「ハロウィン」
「鬼瓦」
「草木染」
特に今年から注目されているテーマでもなく、馴染みのある言葉ばかりだと思いますが、件名としてはやっと新設しました!というものでした。
来年はどんな件名が新設されるでしょうか。今から楽しみです。