今月木曜の雑記、テーマは「辞書・辞典」です。
「辞書・辞典」と書きましたが
字書・字典・事典なども広く取り上げてまいります。
何年か前のブログで
「本の贈り物」のテーマの時に
辞典を取り上げました。
高校卒業時は 「広辞苑」。
成人式は 「新小辞林 特装版」。
そのときそのときに
思い出(?)の辞書・辞典があるものだな
ほかには何かあるかな
と思いを巡らせてみましたら...
人生で一番最初に遭遇した百科事典を思い出しました。
あれは まだ幼稚園に入る前。
埼玉に引っ越す前で、
東京の文京区(この会社の近くです)の家。
古い造りの日本家屋で
サザエさんの家みたいな玄関。
季節はいつだったか、
雨がざんざん降りの 暗い昼間。
そこに 百科事典が届いたのです。
子ども向けのカラー百科事典。
雨がひどく降っている中
どーん と 届いた百科事典。
それを 玄関で広げて見ていたことも覚えています。
同じころの記憶がたくさん残っている訳ではないのに
どうしてこの場面を覚えているんだろう、と
不思議に思っていたのですが
多分 嬉しかったからなのでしょうね。
この百科事典で私はいろいろな物や事柄に出あいました。
そんな思い出の事典なのに
正式なタイトルが思い出せない...。
装丁とか ケースや本文の絵は思い出せるのに...。
データ部員としては 歯がゆいこと限りなし、です。