本日は「週刊新刊全点案内」2054号の発行日です。
掲載件数は1422件でした。
~こんな本がありました~
(2018.3)
かつては美術館を併設していたり、
ギャラリーをもっていたりした百貨店も多かったですね。
閉館してしまったところも少なくないですが
美術館がなくても
催事場などを会場として
各種展覧会が開催されているのをみかけます。
でも
言われてみれば
どうして百貨店で展覧会?
本書からは
百貨店がモノを売る役割を担うものだけなのではなく
文化・芸術・娯楽などの提供するものであったことが
感じられます。
そしてもうひとつ
この本で気になるのは
表紙などにデザインされた各百貨店のロゴマーク。
そのうちの一つが どうしても顔っぽく見えてしまい...。
ということで「顔」つながりで 今号からもう一冊。
「ヴァージニア・リー・バートンの世界 『ちいさいおうち』『せいめいのれきし』の作者
」
ヴァージニア・リー・バートン、
今年は没後50年にあたります。
テキスタイルデザインなども手掛けていたそうですが
私にとって
ヴァージニア・リー・バートン作品といえば
絵本「ちいさいおうち」。
おうちの絵が人の顔っぽく見えることもあって
子どもの頃の私は強く感情移入。
途中からおうちがかわいそうで...。
ハッピーエンドにほっとしたものです。
このお話の印象が強烈なあまり
今でも顔っぽい家(意味が伝わるでしょうか)に
どうしても目がすいよせられてしまいます。