「ライ麦畑でつかまえて」。
J.D.サリンジャーの有名な長編小説ですね。読んだことがあるという方も、タイトルだけは聞いたことがあるという方もいらっしゃると思います。
わたしは高校生のときに読んだきりですが、先日本屋さんで久しぶりに見かけました。
こんなに古い本なのに平積みされている!と思いながら通りすぎようと思ったとき、すぐとなりに同じように平積みされている「キャッチャー・イン・ザ・ライ」というタイトルの本が目に付きました。訳者は村上春樹さん。
どちらも同じ原著「The catcher in the rye」の翻訳本です。
タイトルが違うこの2冊の本、同じ本の翻訳書なら一気に検索できた方が便利ですよね。
そんなとき使えるのがTRC MARCに入っている「原タイトル」の情報。
翻訳本の原著のタイトルを注記として入力しています。
原タイトル「The catcher in the rye」で検索をかけてみますと...
「ライ麦畑でつかまえて」
(白水Uブックス)
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」
上記2つだけではなく、
「危険な年齢」
こちらもヒットしました。
いろいろなタイトルに翻訳されているんですね。
原タイトルで検索をしてみると新しい本に出会えることがありますので、是非ご活用ください。