今月の雑記。テーマは「泣ける本」です。
最近は本を読んで感動することが無くなって久しく、
ふと本屋に立ち寄った際、学生の頃に読んだ本を見つけました。
猫目線で語られる猫の一生の物語。淡々とした文章ではありますが、
ダルシーの人間に対する愛情が十二分に感じられます。
基本的に飼い主の事は「あたしの人間」と呼ぶ猫のダルシー。
人間をしつけるために根気強くルールを教える様子は、
動物好きの人には理解できると思います。
猫が何を考えているのかなんて、本当のところは分かりませんが、
「あたしの人間」のように、こんなにも想われたのなら...
電車ではなく、一人でゆっくり読むのをお勧めします。
久しぶりに実家の猫に会いたくなりました。
果たして"しもべ"と思われているのやら。