今月の雑記のテーマは「寒い寒い体験」。
昨年、「くまのパディントン」が静かにマイブームでした。パディントン展を見に行ったことがきっかけで、子どものころから読んでこなかったなと思い図書館で借りてみたところ、気づいたらシリーズすべてを読んでいました。
そのため、テーマから思いついたのもパディントンからでした。
雪の日に雪だるまの中に入って「雪グマ」となるパディントン。ちょっとの間のつもりがトラブルあって長時間そのままになってしまい...結果、高熱で寝込むことになってしまうというお話です。
先日、関東でも雪が降りましたが、そんな中ちょっとでも外にいるだけで凍えそうだったのに、と想像するだけで寒くなる光景です。
このお話に限らずパディントンにはハプニングがつきもので、常にハラハラするのですが、どんなことがあっても最後にはすべて良い方向に解決するので、ページをめくる手がとまりません。
他にもパディントンの魅力として意外だと思ったのは、失礼な態度をとられるとその人をキッとにらみつけるというところ。思い込みやかなり理不尽なことでにらまれる場合もあり、その上にらまれた人は具合が悪くなるので恐ろしい威力ですが、人間らしさ(クマだけど)が垣間見えて惹きつけられてしまいます。
最後に温かいエピソードとして...パディントンは親友であるグルーバーさんといつもココアを飲んでおしゃべりをしているのですが、そのココアがおいしそうで!
読んでいるのがたとえ夏であっても、二人のそのお決まりの場面が出てくると熱いココアが飲みたくなるのでした。