今月の雑記のテーマは、「私の三種の神器」です。
部屋の隅に歌舞伎観劇必需品三点がちょうど鎮座していたので
(片付けていないとも言う)
それをご紹介しようかと思います。
1.オペラグラス 1階席で観ることはめったにないので必需品です。老眼が出始めているからか、最近はオペラグラスを使っている時間が長くなった気がします。今は眼鏡タイプのオペラグラスが欲しくなり始めました。
2.チケットホルダー チケット入れです。今使っているのは、昔の歌舞伎座の座席シートで作られたものです。何かの抽選で当たりました。普段くじ運は悪い方ですが、この時は何故か当選。ここで運をつかってしまったかも...
3.筋書き 劇場で売っている上演作品の解説と役者のインタビューなどが載っているものです。1冊は5ミリ厚くらいですが毎年12ヶ月分=12冊ずつ増え、しかも紙が良く、糊がきいていて積んでおくとなかなかの重厚感。
我が家にある一番古い筋書きは平成5年9月の歌舞伎座のものでした。
もう鬼籍に入られた懐かしい役者さんたちもいましたが、
この中に「中村勘太郎」の名前を発見。
現在の中村勘九郎さんが11才頃の写真がありました。
当たり前ですが若くて可愛らしい。
まさか、うん十年後に「四三さん」に繋がるとは。
今月の歌舞伎座では当代の中村勘太郎さん(勘九郎さんのご長男)が武士の息子を熱演、中にはすすり泣きしている人もいました。これからが楽しみです。
この筋書きたち、毎年年末に場所をとるので処分しようと検討する為に中身を見るのですが、いつの間にか熟読モードに入ってしまい結局捨てられず、増えていく一方なのが悩みのタネです。
部屋が片付かないのは趣味の所為、と言うことにしております。