今月のデータ部ログの雑記テーマは「万葉集および和歌」です。
大学1年の最初の頃だったと記憶していますが、万葉集の授業がありました。
国文(文学部国文学科)の学生なんだから万葉集の巻頭歌ぐらい暗唱できるよね!というスタンスの教授だったため(そしてテストで穴埋め問題が出るため)、ひたすら呪文のように意味などそっちのけで暗記しました。
ためしに今でも暗唱できるかやってみたところ...できました。同じ授業をとっていた友人にこの話をしたところ、彼女もいまだに覚えていました。ウン十年前だというのに、若いころの記憶力はすごいです。
ところで、後からこの歌の意味を知って衝撃を受けました。
「きみ可愛いね~家どこ?名前なんていうの? あ、この辺治めてるのおれだから、おれの家も名前も教えてやるよ(超意訳)」
こんなナンパの歌を最初に持ってくるとは...。自然体でおおらかとよく言われますが、おそるべし、万葉集です。