今月の雑記のテーマは「ジンクス、験担ぎ」。
普段はそういったものをほとんど気にしておらず、毎年初詣に行った時だけここぞとばかりに神様にお祈りするくらいしかしていないのですが、一つだけ、そういえばこれもジンクスの一つだなというものがありました。
それは「悪い夢が正夢にならないように誰かに話す」こと。
何か大事なイベントを間近に控えているような日は、どういうわけか取り返しのつかない大失敗をする夢をよく見ます。不安が眠りの世界にまで乗り込んでくるのでしょうか。
そんな夢を見てしまえば寝覚めは最悪...もしこれが本当になってしまったら...と思うと余計に不安になり...。そんな時に「この夢を人に言ってしまえば現実にならないはず!」という思考がおりてきて家族や友達にこんな夢を見たんだけど...と話すことがしょっちゅうあります。
これを実践したおかげか、今まで人に話した悪い夢の内容が本当に起きたことはないです。記憶の限りでは。
とはいうものの、本当は注意すべきことに対して意識が強まったおかげで夢で見たような失敗をしてこなかった、というのが実際のところだと思います。
逆のパターンで「現実になってほしい素敵な夢を見たので中身を誰にも言わない」ということをやる時もありますが、それが現実になった記憶はほぼないので...。
結局のところ、悪い夢の話はジンクスにあやかってより気を引き締めたり不安を吐き出したりするために話しているんだろうという考えが浮かんでいます。
しかしなんにせよそれが悪夢を正夢にすることを防いでいるのなら、効果があるということで今後もこの言い伝えには頼っていくことになりそうです。