別タイトル、と聞いてみなさまなにを思い浮かべるでしょうか。
別のタイトル?別ってなに?タイトルって一つじゃないの?
一つじゃない場合もあるんです。
たとえばこちらの本。
「AIと資本主義」
「AI」のルビのような位置に小さく「人工知能」とあります。
無理をすれば「AI人工知能と資本主義」と読めなくもないですが...あくまでもこれはAI=人工知能という意味でのデザイン。
やっぱりタイトルは「AIと資本主義」です。
そうなると、「人工知能」はどこへいってしまうのでしょうか?
そこで出てくるのが別タイトルです。
ルビ位置にこのような説明的語句や言い換え言葉がついている場合は、便宜的に別タイトルとして記録しています。
この本の場合は
別タイトル:人工知能と資本主義
別タイトルヨミ:ジンコウ/チノウ/ト/シホン/シュギ
のように、ヨミとセットで記録しています。
こうしておくことで、図書館のOPACやTOOLiで「人工知能~」「AI~」どちらのかたちでも検索ができるようにしています。
より多角的な検索ができるよう、TRC MARCではこのように様々な検索を想定した情報を入力しています。