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上と外

今月の雑記のテーマは「読書感想文」。
夏休みの宿題としては定番ですので、ちょうどいま夏休み中の子どもたちも頭を悩ませているかもしれないですね。
わたしももちろん小学校から高校まで、宿題の読書感想文を書いてきました。何の本で書いたのか、記憶があいまいなものも多いのですが、一番はっきり覚えているのは、ロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」です。

「ロアルド・ダールコレクション 2 チョコレート工場の秘密」

ロアルド・ダール(著) 柳瀬尚紀 (訳)
評論社(2005.4)


ジョニー・デップが主演で映画化もされたので知っている方も多いと思うのですが、うちには箱入りのこの本があり、箱の絵がなんだか怖かったのでしばらくほっとかれていたのですが、中を開いてみたら、箱の絵とは全然違うかわいい挿絵がたくさん。
それで読み始めたら、面白くて止まらなくなりました。
わたしが一番好きな場面は、チョコレート工場の内部ではなく、主人公のチャーリーが工場に入るまでのプロローグ部分でした。
世界中で売られているワンカさんの板チョコの中に、5枚だけ工場への招待券が入っているということで、世界中の子供たちがこぞってその板チョコを買いあさります。チャーリーも招待券が欲しくてしょうがないのですが、ものすごく貧乏なので板チョコを買うお金がなく、おじいさんがこっそりヘソクリを出してくれて...。
とまあ、いろいろあって見事チャーリーは招待券を当てるわけなんですが、チャーリーのおじいさんたちとおばあさんたちがかわいいのなんの。
とにかく貧乏なので一つしかないベッドに4人(お父さん方のおじいさんとおばあさん、お母さん方のおじいさんとおばあさん)が互い違いになって寝ているイラストが今でも忘れられません。
チャーリーが招待券を当てたとわかると、寝たきりだったおじいさんが飛び上がって「自分が付き添う!」と主張して、結局チャーリーはこのおじいさんと一緒にチョコレート工場の秘密を知ることになります。
今にしてみると、工場で働くウンパルンパが人種的にちょっと微妙な感じなので、なかなか再刊もされていないようですが、とにかく楽しいお話なので、子どもたちにはぜひこの夏休みに読んでもらいたいです。
ちなみにこのブログのタイトルの「上と外」はクライマックスに出てくる言葉。恩田陸の小説のタイトルにもなりましたね。

「上と外」

恩田陸(著)
幻冬舎(2007.10)


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