こんにちは!AS 入江です。
ADEACのトップページが先週金曜日にリニューアルしました!
まだまだ準備中の箇所もありますが、これからも皆さんにとって使いやすい画面を目指していきますのでよろしくお願いします。
さて、先週に続き、7月に公開された2機関をご紹介します。
◇『日本ラグビーフットボール協会/日本ラグビー デジタルミュージアム』(7月1日新規プレ公開)
開幕まで1か月を切ったラグビーワールドカップ2019日本大会を前に整備された、日本ラグビーに関する様々な記録を総合したデジタルミュージアムです。
日本代表のテストマッチや国内の各大会決勝に関する試合記録・観戦記を公開しているほか、それぞれの試合の写真、新聞スクラップなどの資料もご覧いただけます。
見どころは試合だけではありません。過去の刊行資料を基にまとめた『日本ラグビーフットボール史』や年表を見れば、ラグビーが日本に伝わってから今日に至るまでの経緯を一望できます。
「日本最初のラグビー試合はいつ?」「過去のラグビーワールドカップで日本代表はどうだったの?」といった疑問にも答えられます。
それ以外にも、キャッププレーヤー(テストマッチ出場選手)の一覧画面を検索・ソート機能つきで利用できる、70年近い歴史を持つ日本ラグビーフットボール協会の機関誌バックナンバーを目次から項目を選んで閲覧できるなど、ラグビー関係のレファレンスを強力にサポートするデータベースに仕上がっています。
◇『札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ』(7月1日新規公開)
新札幌市史8巻全10冊をデジタルアーカイブ化しました。
通史部分だけでも約6,000ページに及ぶ膨大なテキストを搭載、テキスト検索に対応しています。
もちろん原本の画像をそのままご覧いただくことも可能です。
第8巻2に掲載された5種類の年表と、1万語以上の索引語も全てテキスト化しました。
明治以降の年表は「政治・行政」「産業・経済」「社会・生活」「教育・文化・宗教」の4つのカテゴリーから2つを組み合わせて表示できます。
索引語には歴史的大事件から地域のお店の名前まで多種多様な事柄が取り上げられています。
一覧を見ているだけでも、札幌の歴史を知る手掛かりになります。
詳細検索から各巻および全体の索引語一覧がご覧いただけます。
札幌の歴史を詳しく調べたい方にはうってつけのデータベースです。
ぜひご活用下さい!
以上、7月1日公開の2機関でした。
この先9月から10月にかけて公開・更新が続きます。
今回ご紹介した『日本ラグビーフットボール協会/日本ラグビー デジタルミュージアム』も9月初めに本公開を予定していて、公開画像データが数倍に増えたり、英語・スペイン語・フランス語でご覧いただける箇所が増えたりと大幅なパワーアップを遂げます。
以前ご覧になったことのある機関も、改めてのぞくと思わぬ進化を遂げているかもしれません。どうぞお楽しみに!