2017年の4月からTRC MARCで提供開始したNDC10版ですが、まもなく4年目を迎え、採用される図書館がどんどん増えてきています!
NDC10版になるとどこがどう変わるのか、変更点についてはこのブログでも記事にしていますが、主なものをかいつまんでご紹介します。
■ 時代にあわせた新主題が288項目追加されている
■ 情報学関連(コンピュータ関連)の本で、5類→0類(007)となるものが増える
■ その他の超常現象(147.9)が新設され、別法として未確認飛行物体(UFO)はここに収めることに
※TRC MARCでは別法を採用
■ 日本の各地域の歴史を時代で細分化
■ 電気鉄道(546)が削除となり、鉄道工学(516)または運輸工学(536)へ
■ 点字と手話の分類が観点によって3つに分けられることに
言語としての点字・手話→801.91,801.92
福祉の観点からの点字・手話→369.275,369.276
教育における点字・手話→378.18,378.28
いかがでしょうか?
TRC MARCでは、2017年以降作成のMARCだけでなく、累積MARC全件に対してもNDC10版を付与するメンテナンスを行いました。2017年以前のMARC(図書館で所蔵されている資料のMARC)にNDC10版を追加するためのデータもご用意しています。
まだNDC10版を採用していないけれど...という図書館の方。ぜひ採用をご検討ください!