今月の雑記のテーマは「偏愛チョコレート」です。
私はチョコレートだったら満遍なく愛しています。
(ただし、あんまりビターなやつは除く。チョコレートはやっぱり甘くなくちゃ。)
特段の贔屓もなく、1粒何百円するの?!という高級チョコからコンビニで買える一口チョコまで、何でも好き。でも、これ!と決まったチョコレートをある人に毎年贈り続けているのでそのお話。
この会社に入社して一人暮らしを始めた間もない頃、実家の母から連絡がありました。「あなたの会社の近くで買えるチョコレートを買ってきてほしい」と。よく話を聞いてみると、そんなに近くもなく、2駅離れた駅にあるチョコレート屋さんの、オレンジの皮をチョコでくるんだ細長いチョコレート、とのことでした。
買って実家に帰ると「そうそう!これこれ!」と喜んでくれました。これさえ贈っておけば間違いない。そう思った私は、それ以来、現在に至るまで毎年の母の日と母の誕生日にそのチョコレートを贈り続けています。
(2駅離れた駅にあったチョコレート屋さんが閉店すると聞いたときは途方に暮れたのですが、電車に乗らなくても買いに行ける和菓子屋さん(なぜ?)でそのチョコレートを買えるようになったのは私にとってラッキーなできごとでした!)
今年も数日後に母の誕生日が迫ってきたので買いに行かなくちゃ、と思ったところでふと、そういえば本当に母はこのチョコレートばっかりでいいのかしら??と疑問に。これさえ贈っておけばハズレはしない、だけど、もっと好きと思える別のチョコレートに巡り会うチャンスを逃しているんじゃないか、と。今年はちょっと冒険して、違うチョコレートにしてみようかな...。
でも...やはり、毎年2回、変わらない味が届くのもいいかな、と思い直し、いつものチョコレートを買いに行ってきます。