たとえば通勤電車で読む本を探す時、バッグで邪魔にならないボリュームって大切ですよね。大きさもですが厚さも気になります。
書棚で選ぶときはボリュームを感じて選ぶことができますが、データを検索して選ぶ際は、ページ付を参考にされることも多いのではないでしょうか。
MARCや検索のはなし、今回はページ付の記録についてです。
ページ付は図書にあるものを記録するだけなのですが、日々作業していると迷うこともしばしば。
まず、図書のどこに書いてあるか。
レイアウト次第で様々です。図書をぐいーっと押し開いた奥のほうにあったり、下中央にあったものが途中から上隅に移動したり。どれだけ探しても無かったり。
どこを探してもページ付が無い時は...。
本文にページ付が無いけれど、奥付などに総ページ数が記載されている図書は、総ページ数を〔 〕に入れて入力します。
どれだけ探してもページ付けが無い時は「1冊(ページ付なし)」とします。
次に、どこまで表示があるか。
デザイン優先のためか、途中からページ付が無くなってしまったり、内容ごとにページ付がついていたり、なんてこともあります。
ページ付が無い本文が1/4以上あり、最終ページ付の記録では意味をなさない時は、「1冊」としています。
数種類のページ付、たとえば「はじめに、目次、本文、資料、索引」とそれぞれにページ付がある時は...。
3種類までのページ付は、
「11,150,350p」のようにコンマで区切って入力します。1115万ページもあるの?というお声をいただくこともあるのですが、実際は11ページ+150ページ+350ページで500pくらいの厚さの本となります。
4種類以上ある時は、
ページ付が煩雑であるとみて「1冊」としています。
検索でヒットした本を探す際にも、厚めの本、薄めの本...とわかると探しやすいですね。
ページ付の記録、どうぞご活用ください。