今日は「週刊新刊全点案内」2155号の発行日です。
掲載件数は1363件でした。
今月の表紙はこちら。
*イラストレーターコメント*
私は昔から勝手に「空豆は豆の王様」と思って
春、4月頃に、空豆をゆでるのを楽しみにしています。
さやを割って、へその黒部分と緑のコントラストが奇麗な
プクプクとした大きな空豆が出て来ると、ワクワクするのです!
大きいだけでなく形もカワイイ!!!
という事で
空豆&グリンピースのイメージです。(Juri)
*こんな本がありました*
「ホントに食べる?世界をすくう虫のすべて」
春らしいさわやかな話題から一転、たいへん「強い」一冊をご紹介します。
食べておいしい昆虫の捕まえ方と調理法を紹介しているのですが、写真満載でビジュアルが強い。昆虫食への愛が強い。押しが強い。あと、身近にこんなに食べられるものがあると思えば飢え死にする気がしなくて、心強い。必要なのは捕獲の技術と少しの度胸。
セミ、バッタ、コオロギなどがある中で興味深かったのは「サクラケムシ」です。
しゃちほこがの幼虫で、桜につく毛虫なので、毛虫自体はもちろんフンも桜の香りがして有効に利用できるそう。
有効利用...ええ...と...フンを煮出してお茶にして飲むのです。素直に書けなかった...まだまだだ。
後半には食用昆虫の養殖の取り組みもあり、食材として今後重要性が高まっていくのではと思われます。
特定地域の食習慣としてではなく、ウケねらいでもなく、肉・魚・野菜のとなりに昆虫料理の本が並ぶ日も遠くないかもしれません。...かな。