『週刊読書人』は、本のプロ、読書通の方が手にする書評新聞、書評専門紙です。
その『週刊読書人』に図書館流通センターが広告を出しています。
ただの広告ページではなく、良書をおすすめする場にしたいと、
「図書館発!こんな本が面白い」と題して、書評を提供しております。
隔週で8本前後の書評を掲載。TRC各部署の社員や図書館スタッフが、それぞれ推したい本について書いています。
今年2月から始まって、データ部では、すでに18人が執筆、掲載にいたりました。
『週刊読書人』に載るとなれば、きちんとした説得力があり、かつ面白いと感じてもらえるものを書きたい。
気負わずに...と思うものの、やっぱり気合がはいります。
「夏休みの宿題のようだー」といいながら本を選び、じっくり時間をかけて読み、この本の良さをどう伝えたらいいのかと考えながら、文章を組み立てる。
時間もかかるし大変ではあるものの、書き上げたときの達成感、紙面に載った喜びは、いつもの仕事にはない鮮烈さでした。
書かれたものを読んで、あの人にこんな関心があるのか、なんと生き生きと書いていることか、と仲間の知られざる一面に驚くこともしばしばです。
データ部の仕事はルール重視のかっちりキチンとしたものです。
メンバーは、コンディションを保って、たんたんと仕事をしています。
それはもちろん大事なのですが、書評執筆がみんなの眠れる能力を起こす、一陣の風になりそうだと思っています。