3歳の息子の一人称が先日「オレ」になりました。
ウルトラマンが好きで、「キングジョーシュトレージカシタム!」とか「ジャグラスジャグラス!」など、知らない人には呪文としか思えないような言葉を叫びつつ走り回る姿はこれぞオトコノコという感じです...うん。オトコノコ。
子どもが、ある一時期にとても強く「男らしさ」「女らしさ」を表出してくるように思います。息子もその時期に入ったのでしょうか。教えたわけでもないのに、と親としては思いますが、案外わたしをはじめ周囲の大人の微妙な反応の違いを察知した結果なのかも。実際に子どもを見ていてもよくわかりません。このあたりを扱った本はあるでしょうか。
NDCに「143.1 両性の心理」という項目がありました。「143 発達心理学」の下の項目で、注記に「*性差の発達心理学は,ここに収める」となっています。
分類で検索したところこんな本が見つかりました。
「ジェンダーの発達心理学」
「認知や行動に性差はあるのか」
とはいえ、「話を聞かない男、地図が読めない女」をはじめ、ここに収められている本は、男女の性差に由来する(と考えられる)コミュニケーション不全を前提として、それを何とかしよう(もしくは仕方がないとあきらめよう)というものが多い印象です。
さらにNDCを見てみると、143.1の下に「[.2] 幼児心理 →376.11」という記載がありました。幼児心理については「376.11」を見よという指示です。幼児のことを知りたいので、こちらもよさそう。
そこで、分類「376.11」に件名「性差」を掛け合わせてみると、次のような本がありました。
「幼児の性自認」
「子どものジェンダー構築」
なるほど...。疑問の解決に役立ちそうです。