こんにちは。
今月の雑記は「鍋のはなし」。
鍋にも色々ありますが、私が一番に思い出すのは具材の人参です。
幼いころ、我が家では人参を型抜きして鍋に入れていました。
輪切りにした人参を型抜きするのは私の役目。
うまく型から外せなかったり、人参の直径ギリギリのサイズの型を選んでしまい型の外側が切れてしまったり。
(型抜き後の穴あき人参も一緒に鍋に入れていたため、外側にも綺麗な円を残したかったのです)
なかなか手間取りながらも型抜き終了。
しばらく経って、できたよ、の声とともに蓋が開けられると、
鍋の中では色鮮やかな人参がさまざまな模様を描いていました。
私はその光景がとても好きだったので、印象に残っています。
作って楽しく、見た目も華やか、食べて美味しい!
鍋の日は冬の楽しみでした。
当時は気づかず楽しんでいましたが、
あの型抜きは野菜が苦手にならないようにという親の工夫の1つだったのでしょう。
実際に効果はあったようで、野菜嫌いにならず大人になれました。
有難いな、と幼少期に思いを馳せつつ、今夜は鍋です。