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2021年2月 2日

鬼が来たら帰れ

こんにちは。典拠 小松です。
今月の雑記は、流行にのって?「鬼」がお題です。

今年の節分は124年ぶりに2月2日ということが話題になっていましたね。
我が家では、豆を買ってきたら節分前に食べきられてしまい、恵方も調べずに手巻き寿司を食べました。何かいろいろ間違っていますが...

さて、ありがたいことに日常生活で滅多に鬼らしいものにお目にかかることのない私。「鬼」というお題で思い出したのは、高校時代の漢文の授業です。

「鬼が来たら帰れ」(ヲニが来たら帰れ)

と覚えていたのですが、この記事を書くにあたって調べなおしたら、

「鬼とあったらそこより返れ」(ヲニト会ったらそこヨリ返れ)

とありました。

これは、返読文字のルールですね。

書き下し文に「ヲ」「ニ」「ト」「ヨリ」が付く場合は、それとつながる述語はその単語の前に来る。「返り点」「一二点」などがつくシチュエーションです。

「読書」「救急」「入虎穴」

このルールを改めて考えると、白文を読むためのルールです。高校時代は白文は歯が立たなかったので、「適切なところに訓点をふりなさい」というような漢文のテストをうまくやり過ごすためのお役立ちルールだったのだと思います。

訓点は本来、白文を解読した人が次に読む人(あるいは後で読む自分)のために訓点をほどこし、それを書き下し文で音読したり、順番をたどって理解するためのものだったのでしょう。

今更ですが、漢文の授業をとっていた高校時代に、こうした順序を全く考えずに簡単なルールと丸暗記で試験をやり過ごしていたことに気づき、少々恥ずかしくなりました。

その後、卒論で日本漢文なども含めて白文を読んだり、趣味で書道をしたり漢詩を作ったり、漢文との接点は人よりだいぶ多かったと思いますが、それでも、ここ10年ほど漢文との接点はなくなっていました。

この機会にまた中国文学の本を読んでみようかと思っています。

文化を好きになって漢文に親しむようになるのか、漢文から歴史や文化を知ってみたくなるのか、どの順序にしても、漢文に親しむならば中国文化への理解は必須ですね。

近刊にこんな本がありました。同じ著者の既刊もご紹介しておきます。

漢文で知る中国 名言が教える人生の知恵

加藤 徹(著)
NHK出版(2021.1)

絵でよむ漢文 新版

加藤 徹(著)
朝日出版社(2013.3)

この音、なんでしょう?

本日は「週刊新刊全点案内」2195号の発行日です。
掲載件数は1065件でした。

*こんな本がありました*

マンションの「音のトラブル」を解決する本」

井上 勝夫(著)
あさ出版(2021.1)


昨年のステイホーム中、我が家はマンション内で聞こえる「音」が気になっていました。子どもも大人も普段家にいない人がいない時間にいるわけですし、誰もが家でなるべく楽しく過ごせることを模索していたわけですから、多少のことはお互い様。ご近所さんとも揉めたくないので、余程非常識な時間、うるささでなければ良しとしようと思っていました。

しかし。何度も何日も鳴ると段々と気になってきて、どの部屋のどの辺りがよく聞こえるのか、上か下か横からか、このリズムはボールか楽器か健康器具か太鼓の達人? 家族で推理合戦です。
そのうち下の階から「太鼓の達人してます?」と聞かれ、我が家が原因と思われていたことに驚き、慌てて上の階にもリサーチすると「かなりつらいです(もっと大きいらしい)」とのこと。話を聞くほどに原因はわからなくなる一方。どなたかの訴えでマンションの掲示板に貼られるようになった注意喚起の貼り紙を見ては「気づいて!」と願うように。

おそらくその時期、音はいくつか鳴っていたと思うのですが、貼り紙のおかげか減っていき、最後のひとつは原因が判明しました。それは「1階で子供がボールを突いていた」音。絶対上からと思っていた音が1階からだったことにびっくり!(仲の良いご家族だったので「もしかして今ボールついてる?」「やめた?」のLINEトークで判明)

音がもっと遅い時間まで鳴っていたら、赤ちゃん・ご老人・病人・受験生がいる家だったら、と状況によっては騒音と捉え、ストレスを感じ、ご近所トラブルに発展していたかもしれません。
今、読んでみたらきっと腑に落ちることがたくさんあるのかも、と思ったタイトルの本でした。
 

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