気合いを入れて手を抜く!
2021年5月の雑記のテーマは「ボードゲーム」でお送りします。
以前は友人たちとボードゲームカフェでまる一日遊ぶことも多かったのですが、ここ2年はすっかりその機会もなくなってしまいました。
肩を寄せ合い、わいわい話しながらゲームに熱中できるのがボードゲームの醍醐味ですが、コロナ禍ではその魅力が裏目に出てしまいますね......。
最近では土日の朝に、テレビで放送される囲碁・将棋の対局番組を眺めています。
囲碁は全く知らず、将棋はルールがわかる程度の理解度ですが、解説が充実しているので退屈しません。
いつも「こんな手があったのか!」「あの一手にはそんな狙いが!」と感心しきりです。
さらに、囲碁の解説には独特な言い回しが頻出し、聞いていて大変おもしろいです。
「あ~、この石はいま死んだふりをしていますね~」
「先手、ここは気合いを入れて手を抜きました」などなど。
「死んだ石」も「手を抜く」もれっきとした囲碁用語なのですが、詳しくない私はどうしても、
天敵に遭遇して死んだふりをする碁石や「きょうは手抜きするぞー!」と気合いを入れる人を想像してしまいます。
どちらもかわいい。