ボードゲームといえばオセロや人生ゲームなどの超定番しか馴染みがなかった私が、唯一大人になってからハマったのが「スコットランドヤード」。ロンドン市内に潜伏している怪盗Mr.Xを、スコットランドヤードの刑事たちが時間内に捕まえられるか、というゲームです。
盤面はロンドン市内の地図になっていて、バスや地下鉄の路線図が書き込まれ、ロンドン塔、バッキンガム宮殿、大英博物館などの観光名所があちこちに描かれており、眺めているだけでも旅行気分が味わえます。怪盗Mr.Xとなった1名が、視線を隠すための付属サンバイザー(帽子)を装着したらゲームがスタート。怪盗はバス、タクシー、地下鉄などを使ってロンドン市内を逃げまわり、その他のプレイヤーたちはスコットランドヤードの刑事となって、ヒントを元に協力して怪盗を追い詰めていきます。
私が怪盗役をした時は、わざとロンドンの名所を巡りながら逃げたことも。でもそんな時は、たいていすぐに刑事に捕まってしまうのですが..。ゲームを通してロンドンの地理に少し詳しくなったので、旅行で現地を訪れた際には、逃走経路に使ったことのある地下鉄に実際に乗ってみたりして、ひそかにワクワクしていました。
このブログを書くにあたり調べたところ「スコットランドヤード」は1983年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した名作ゲームだそうで、東京バージョンも発売されているとか。どんな内容なのか気になります。