ページ付いろいろ
TRC MARCはデータ作成時、メジャーを使用して本の高さを測ります。選書の際、書架に入るかどうかはこのサイズから把握できますが、厚みに関してはページ付からだいたい推測することができます。
ページ付の種類は実に様々です。
シンプルに1種のみの場合も、ページによって振られていたりいなかったり、デザイン性が高すぎて探すのに苦労することもしばしば。
図書によってはページ付そのものがないものもあります。アート本など、ページ全体に写真や絵が広がるタイプに多く見受けられる印象です。図書中のどこにもページ番号がない場合は、「1冊(ページ付なし)」として入力しています。
似たような形に「1冊」もあります。
本文のページ付が複数種あれば〈16,202,30p〉といった具合に「,」で区切って入力しますが、これが4種類以上あり煩雑な場合、もしくはノンブルのない本文が図書の1/4以上あり、その数ではあまり意味を成さない場合は「1冊」とします。
本文の核心的な内容にふれた文章がある場合は、前付のように見えても本文として扱います。〈10,215p〉といった形で表すため、1万ページ!?とびっくりしてしまいそうですが、本文が2種類あることを示しています。ご安心ください。