本日は、図書の付属資料の著作権コードについてご紹介したいと思います。
CD-ROM、DVD-ROMなどの付属資料がついた図書を購入される際、「付属資料は図書と一緒に貸し出して大丈夫?」と悩まれたこともあるのではないでしょうか。
TRC MARCでは、図書に情報があれば付属資料の貸出可否の情報を入力しています。
館内貸出可・不可が明示された図書について、
館外貸出可(ロゴマーク)
館外貸出可(図書)
館外貸出不可(ロゴマーク)
館外貸出不可(図書)
という情報を入力しています。これが「付属資料の著作権コード」です。
( )の中は、図書にある著作権に関する情報の種類を示しています。
図書や盤面に「図書館館外貸出可否識別マーク」がある場合は、(ロゴマーク)。ロゴマークがなく、図書や盤面に「図書館でのCD-ROMの貸出は~」などと文章で記されている場合は、(図書)としています。
なお、図書にロゴマークや文章で付属資料の著作権に関する明記がない場合、この情報は入力していません。
MARCに入力したコードは週刊新刊全点案内やTOOLiでも表示しています。
最近はダウンロード方式のものが増え、以前に比べると付属資料付きの図書が減ってきているように感じます。いつの日か、このコードを入れなくなる日が来るのかも...と思いながらMARC作成をしています。