日本には実にさまざまな「○○の日」があります。
今日が何の日なのかを調べ、それに関するいろいろを紹介してしまおうというこの企画(不定期掲載)、本日は第22回目です。
今日は「七草の節句」です。
3月3日(桃の節句)、5月5日(端午の節句)と同じような五節句の一つ。春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を入れた七草粥を食べて一年の無病息災を願います。
正月飾りを片付けるのも1月7日と思っていたら、正月飾りは「松の内」までで、松の内は関西以外の地域が1月7日、関西を中心とした地域が1月15日と違いが。お盆のように地域差があるのですね。
では、飾っていた鏡餅を下げて食べる「鏡開き」は?
これも地域差があるが1月11日がメインのよう。私は鏡餅を下げるのを「鏡開き」、祝い事で酒樽を叩いて開けることを「鏡割り」と思っていたのですが、どちらも「鏡開き」でした。「割る」の忌み言葉で「開く」を使うのだから同じなのですね。習い事の先生の結婚披露宴で、「私はケーキカットよりこっちが良い」と威勢よくパカーンと日本酒の樽を叩いて開けていたのを思い出しました。