発光生物
今日は「週刊新刊全点案内」2249号の発行日です。
掲載件数は1139件でした。
*こんな本がありました*
「世界の発光生物 分類・生態・発光メカニズム」
大場 裕一 (著)
名古屋大学出版会(2022.2)
子どものころはまだ実家のあたりで蛍を見ることができました。いとこと一緒にあぜ道で見つけたぼんやりした小さい光を、夏の夜の暗さとともに思い出します。
のち、生物の授業で、化学反応によって生まれるこれらの光が、熱になって逃げる割合が少なく非常に効率のいいものだと教わり、上手くできている...と感心しました。
蛍とホタルイカくらいしか意識したことがなかったのですが、細菌からクラゲ、魚類まで、発光する生物は多いのですね。この本では、現在知られているすべての(!)発光生物について分類を追って解説されています。