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幼い記憶ともう一度

4月の雑記のテーマは、「思い出の漫画」です。

家族が漫画に興味のない家庭だったため、子どものころの我が家には全然漫画が置かれておらず、児童館に置かれた作品をひたすら読んでいることがありました。
とは言っても、巻がとびとびだったり途中の巻までしかなかったりして大抵は中途半端な状態でしたが......。

そんなある日、家に帰ると数冊の漫画がテーブルに積まれており、驚いた私が母に「お母さんが買ったの?」と聞くと「うん」と。
その作品は「花より男子」。当時この作品が台湾でドラマ化されており、それにハマった母が原作も買ってきたのです。
それを私も読ませてもらっていたら、最終的になぜか私の方が何度も読むことになり母から苦言を呈されることも。
当時はまだ連載中でしたが、最終巻まで追い続け主人公たちの行く末を親子で見届けました。

小学生の頃の私は、主人公の牧野つくしの強さに憧れ、どんな目にあっても最終的に立ち上がる雑草魂にかっこいい!と感じていたのを覚えています。
とは言っても、かなり昔の記憶。大筋のストーリーは覚えているのですが、登場人物の感情の機微などは当時小学生だったこともあり理解できていたとは言い難いところもあります。
大人になってからは全然読み直せていませんでしたが、今でも家に大事に保管してあるはず。きっと昔とは違う感じ方をするとは思いますが、それも一興だと思うので、今度また一から読み直してみようかなと思います。

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