日本には実にさまざまな「○○の日」があります。
今日が何の日なのかを調べ、それに関するいろいろを紹介してしまおうというこの企画(不定期掲載)、本日は第24回目です。
本日5/2は、「夏も近づく八十八夜...♪」でおなじみの八十八夜にあたります。
八十八夜とは、立春を一日目として数えた88日後を指す雑節のひとつです。
先の『茶摘み』の続く歌詞では、「野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みじゃないか」とあるように、気候が安定してきてお茶摘みや、農作物の種蒔き、田植えなどに適した時期とされます。
八十八夜に摘み取られる新芽のお茶、新茶を飲むと不老長寿のご利益があるとも言われてきました。5/2は緑茶の日が制定されています。
寒い日も暑い日も、あたたかいお茶を朝飲むのが好きですが、日本茶には新茶や煎茶、玄米茶にほうじ茶、抹茶などたくさんのお茶の種類があり豊かです。
とくに新茶の透き通るようなやわらかなみどり色とほんのり甘みのあるその味や香りには癒しの効果を感じ、心がほっとします。
5/6は立夏、暦の上で夏が始まるまであとほんの4日。
GWの中間にあたるこの期間は、外へ出かけると木々が青々とさわやかで、青空に濃く映え、心地良い季節です。
また、1年のうちちょうど3の1が過ぎたころ合いで、2022年がすでにそれだけ過ぎ去ったことにはちょっとした衝撃ですが、今年はひさしぶりに何の外出制限もない連休、外の空気を吸ってすこしでもリフレッシュできればと思います。みなさま、良い休日をお過ごしください。
休日のおともに、こんなお茶の本も楽しそうです。
日本茶の図鑑
日本茶業中央会(監修) マイナビ出版
お茶の時間
暮らしの図鑑編集部(編) 翔泳社