みなさまこんにちは、典拠木内です。
6月の雑記、テーマは「お気に入りのおやつ」です。
先週のおやつの話題では関西限定販売の「関西だししょうゆ味」というワードが出ましたが、今回も地元限定のおやつをチョイスしてみました。
銚子電鉄の「ぬれ煎餅」です。
銚子電鉄(銚子電気鉄道株式会社,本社在:千葉県銚子市)の経営難を救う商品としてニュースにも取り上げられたことがあるので、鉄道好きならずともご存じの方が多いのではないでしょうか。
銚子の高校に通っていた頃、銚電に乗ることはあまりなく、ぬれ煎も頂いたら食べる、という程度でした。しかし、地元を長く離れた今では銚電を応援したい気持ちとぬれ煎への懐かしさから、帰省の折には自ら購入して食すこともしばしば。地元のコンビニで1枚から買えたりと、かなりお手軽になりました。味も、赤の濃口、青のうす口、緑の甘口のラインナップでお好み次第。
ぬれ煎餅の魅力とは?
今までどこがよいのか自分でうまく伝えることができませんでした。なんだろう?クセになるのです。でも特に湿気た食べ物が好きなわけじゃないし...。自分よ、なぜ好きなんだ?
そしてたどり着いた結論。
ぬれ煎餅は醤油の乗り物なんです!(あくまで個人的な意見です!)
そうか、わたしは醤油を味わっていたのか。
銚子は漁業や農業だけでなく、昔から醤油の名産地でもあります。有名どころではヤマサ醤油やヒゲタ醤油でしょうか。
そういえば、1985年に放送されたNHK連続テレビ小説「澪つくし」の舞台は銚子、沢口靖子さん演じるヒロインは醤油屋のお嬢さんでしたね。(おっと、37年前...)
関東風の濃口醤油がしっとり染みたお煎餅。少し強い塩味が渋い緑茶とよく合います。疲れたとき、しみしみした触感がなんだか優しい。甘いものの気分じゃない、でも口さみしい。そんなとき、ぬれ煎餅いかがでしょうか?