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7月の雑記のテーマは「カメラ・写真」です。

先週、先々週の記事で話題に出ていた「写ルンです」、いまも手にすることができるんですね。恥ずかしながらこのデータ部ログで知りました。
以前(平成時代。20世紀)は本当によく使っていました。しかもどこでも販売していましたよね。カメラ屋さんだけでなく、駅の売店や観光地のおみやげもの屋さんなどなど。
持参の「写ルンです」を旅先で使い切ってしまったとしても、いつでもどこでも手に入れることができる安心感がありました。

軽くて丈夫。万が一落としたり、少々ボディが傷ついても、使い切った後はまるごと現像に出してしまう「レンズ付きフィルム」ですから扱い方に気を使わなくていい、という安心感もありました。
だから、無造作にバッグに詰め込んだり、服のポケットに突っ込んだりもして。

撮るときは、わたし的にはこんな感じです。
ギッギッギッ キュイーーン カチンッ

せっかちなのでフィルムを巻くときは、ギッギッギッ。
キュイーーンはフラッシュを使うときの充電の音。
爆発するんじゃないかと限りなく不安を覚えるドキドキ感。
このキュイーーンが、またいいんです。

フラッシュ付きの「写ルンです」が出たときはうれしかったなあ。
日帰りのお出かけで夕方友人と別れるときの記念の1枚は、それまでは暗くてちゃんと写っていなかった。それがバッチリ撮れるようになって。
シャッターを切るときは、カチンッ とちょっと自信なさそげな感じの音で、これがまた、たまらないんです。

夏には「写ルンです水中」も使っていました。
一番思い出に残っているのは、妹と二人で体験ダイビングにチャレンジしたとき。
まさに水中でインストラクターさんに記念写真を撮ってもらったのでした。

夏シーズンで使い切れなかったときは、冬のスキー場にも持っていってました。雪で濡れても平気ですし、多少の曇り空でも顔が暗くならず、ちゃんと写してくれる。
スキーウェアの左側のポケットが定位置だったなあ。

当初「はじめてカメラを買ったときのこと」を書くつもりでしたが、つい「写ルンです」のことを書いてしまいました。
カメラを買ってからも「写ルンです」を併用していましたし。
いったい今までに何個買ったんだろう。
写真やネガを見ても通常のカメラで撮ったものとの区別がつかないので、今となってはわかりませんが。
...相当買っていたと思われます。

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