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料理は科学?

本日は「週刊新刊全点案内」2271号の発行日です。
掲載件数は789件でした。

*こんな本がありました*
「おいしさをデザインする」

川崎寛也(著)
柴田書店(2022.8)


デザイン=物事の本質を見出してソリューション(解決策)を提案すること。
これを料理に当てはめると、材料や料理の作業の意味を科学的にとらえて本質を見出し、組み合わせたり再構築したりすることで解決策、つまりおいしい料理を作り出すこと、となります。
これが「おいしさのデザイン」の元となる考え方。

調理科学者である著者と13人のシェフたちが、対話を重ねながら新しいおいしい料理をデザインする過程をレシピと共に紹介する本書ですが、もともとが「月刊専門料理」という雑誌(こんな雑誌があるのですね!)に連載されていたものだけあって、とても専門的です。
普段のご飯づくりに役立つかと言えば、全然そんなことはないですが、おいしさへの情熱は本を眺めているだけでも伝わってきて、とても興味深かったです。

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