今月の雑記のテーマは「お祭り」です。
子どもが生まれてから、近所の学園祭に出かけるようになりました。見たことのないキャンパスに子は喜び、親は好奇心が満たされます。良いことです。
保育系短期大学は、学生さんたちがすごかった。すれ違いざま必ず子どもに笑いかけ、手を振ってくれます。手を振り返そうものなら「カワイー!」などと返ってきて、娘のテンションも上がっていました。力作の段ボール迷路や実習用とおぼしき立派なおままごとセットで沢山遊ばせてもらいました。
私が一番楽しかったのは理系の単科大学。緑豊かなキャンパスに人も少なく、気持ちの良い環境でした。ゲーム同好会は大きな教室にパソコンがずらりと並び、各台で学生自作のゲームが遊べました。操作がマウスとキーボードなので幼児は無理だろうと思ったら、作者の学生さんが手取り足取り教えてくれて、ファミコンのようなカクカクとした絵面のゲームを娘も楽しみました。ラジコンロボットのバトル大会や研究展示を眺め、娘は漫画研究会の部誌とポケモン同好会お手製ポケモンカードをお土産にし、しばらく大事に飾っていました。
芝生の端で焼きそばを食べ子どもを野放しにし、酔っぱらった学生やサンドイッチマンの売り子を眺めて、日頃なかなかないような開放感に酔いました。公園にしろどこにしろ、子連れの出かけ先ではいつも少し気疲れしたのですが、ここは皆がお祭りを楽しむ空気の中、程よく放っておかれる感じがとても快適でした。
もしも今年学園祭が復活したら行ってみる?と聞いてみたら、そろそろ反抗期の長女は「断る!」との返事。保育園児の下の子を連れて行けたら良いなと思います。