子どもと病気~分類・件名のおはなし・125~
子どもにけがや病気はつきものです。すぐ治るものもあれば、長く付き合っていく必要があるものもあり、いろいろかと思います。
病気の話を子どもとするとき、絵本や物語が役立つことがあります。今回はそのような本を探す際に使える読み物キーワードをご紹介します。
読み物キーワードとは、児童書のフィクションや絵本に対して付与しているキーワードです。
まず、病名そのもののキーワードでは、「かぜ(風邪)-物語・絵本」「発達障害-物語・絵本」「アレルギー-物語・絵本」「聴覚障害-物語・絵本」などがあります。
TOOLi、TOOLi-Sでは、典拠検索画面で「読み物キーワード」にチェックし「件名種別」で「疾患名」を選択して検索すると、病名のキーワードをまとめてご覧いただけます。
「新型コロナウイルス感染症-物語・絵本」は、当初は病気を説明した絵本が目立ちましたが、最近ではコロナ禍で影響を受けた子どもの生活を描いた物語も登場してきました。
「マスクと黒板」濱野京子(作)
講談社(2022.4)
自分が病気でなくとも身近な人の病気はまた問題となる事柄ですが、読み物キーワードには「家族の病気・障害-物語・絵本」というものもあります。病気や障害をもつ家族がいる子どもが登場する物語や絵本に与えています。
「りんごの木を植えて」大谷/美和子(作)
ポプラ社(2021.4)
「おかあちゃんにきんメダル!」いどきえり (さく)
国土社(2022.8)
このキーワードで検索してみると「となりのトトロ」の小説版もヒットしました。そういえば、サツキとメイのお母さんは入院していましたね。
機会がありましたらご活用ください。