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絵本、いわれてみれば

本日は「週刊新刊全点案内」2296号の発行日です。
掲載件数は971件でした。

*こんな本がありました*

「絵本のなかの動物はなぜ一列に歩いているのか 空間の絵本学」

矢野智司 佐々木美砂(著)
勁草書房(2023.2)


タイトルがずばり「絵本のなかの動物はなぜ一列に歩いているのか」

正直考えたことがありませんでしたが、いわれてみればなぜなのか疑問がわいてきます。
ページをめくる毎に動物が次から次へと登場し、列がだんだん伸びていく、あるいは一カ所に集まっていくパターンはたしかに「絵本あるある」。
また、このパターンに登場するのは人間ではなく動物たちであることが多いように思います。
なぜ順番に一列に?なぜ動物?そしてなぜ最後は...

普段なにげなく手にしている絵本の表現にこういう意図、効果があったとは、と新しい視界がひらける研究書です。

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