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スイーツという言葉はなかった頃の

3月の雑記テーマは「甘い思い出」です。

昔々、「お菓子づくり」がしたくてしょうがなかった小学生の私。当時家にあったお菓子のレシピはオーブンに付いてきた使用説明書兼レシピの冊子でした。写真の色味がシブかった。

初心者でもできそうなものを、とまずクッキーを選びました。バターを練って「ポマード状にし」(と書いてあった)、砂糖、卵、小麦粉を加える。生地が徐々に状態を変えていくのが面白く、焼きたてのクッキーは柔らかくて冷めるとサクサクになるのだということも知りました。
あとは、卵白を「角が立つまで泡立てる」のにどれだけ時間がかかるか知らずに、ワイヤーがスッカスカの泡立て器一本でスポンジケーキ作りに挑んだりも。
いや、若い。

そもそもなんでお菓子を作ってみたいと思ったのか?そういうお年頃だったのか?
...と考えていたら、思い出しました。

「星の瞳のシルエット」だ!

『りぼん』に連載されていた恋愛少女マンガの王道をいく作品です。
これにヒロインたちが家庭科部?を結成してお菓子づくりをするという描写があったのです。できたお菓子(不出来)を思いを寄せる男の子に食べられるはめになってヒロインが泣いてたような(記憶が雲の彼方で間違ってるかもしれません)。
そうだ。毎号欠かさず雑誌を買って、友だちと一緒にきゃあきゃあいいながら読んでたな。
今思うとじつに甘酸っぱい...。
...甘いオチがついてよかった。

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