« 希少言語の魅力~新設件名のお知らせ2023年2月分~ | メイン | きょうのデータ部☆(3/8) »

もり、ざる、せいろ

3/7は週刊新刊全点案内2298号の発行日です。
掲載件数は1147件でした。今月の表紙はこちら。

p20230307.jpg

立派な蕾が、細い枝の所で空に向かって伸び
どうどうと大きいのに遠慮がちに開く・・・!
最近ではマグノリア(magnolia) と呼ぶ人もいるけれど
やっぱり、木蓮と呼ぶのが似合う!木蓮の花です。
寒い日も未だある3月に、凛とした姿を見ると、背筋が伸びる気がします。
(Juri)

*こんな本がありました*
「蕎麦のひみつ」

ほしひかる(監修)
メイツユニバーサルコンテンツ(2023.3)

両親が関西出身だったため、子どもの頃はあまり蕎麦に馴染みがありませんでした。
高校生くらいまではほとんど食べたこともなかった気がします。

大学進学のタイミングで上京し、蕎麦を食べる機会が増えました。
しかしお店に行くと大体メニューを見て首をかしげることになります。「もりそば」「ざるそば」「せいろそば」......どう違うの!?

こちらの本によると!
蕎麦に直接つゆをかける「ぶっかけ」が登場したタイミングで、それまでメジャーだったつけ蕎麦が「もりそば」と呼ばれるようになったそうです。さらに「もりそば」をざるに盛るお店が出て、水がよく切れて良いと真似をする店舗が増え、「ざるそば」という名称が定着。一方、蒸し器のせいろを器にして提供するお店も登場し、そば専用のそばせいろが作られ、これに盛ったそばを「せいろそば」と呼ぶようになりました。
明治以降は「ざるそば」を高級品として売り出すお店が増え、海苔を乗せたり、蕎麦粉を変えたり、といった変化があったようです。

しかし今ではお店によって「もりそば」でも海苔が乗っていることもあれば、「ざるそば」でもせいろに乗せて提供される場合も。
色々と歴史はあるようですが、一概には言えないよう......。

蕎麦の歴史や豆知識、様々な土地で受け継がれてきた郷土蕎麦、現在のそばを取り巻く現状など、あらゆる「蕎麦のひみつ」に迫る一冊です。

コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

2024年7月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク