3月の雑記テーマは「甘い思い出」です。
甘いものは基本的に好きなのですが、一度どうしても受け入れられなかったものがありました。
それは子どものころ、台湾を旅行していた時のこと。
台北を出発して南の方へ高速バスを使って移動していた時に、サービスエリアで休憩を取りました。その時私はとても喉が渇いていたので親に頼んでウーロン茶を買ってもらったのです。
見た目は日本で売っているのと何ら変わりないラベルのウーロン茶。やっと喉が潤せると思った私はすぐさまキャップを開け、口をつけました。
............甘い!
全く予想していなかった味に硬直。これってお茶?ジュースじゃなくて?
当時の私は砂糖の入った紅茶しか甘いお茶を知らなかったので本当に驚きました。
一口飲みこんで、親に「このお茶甘い!」と訴えてみたら「そういうものだよ」という返答。ラベルをよく見るときちんと「微糖」と書いてありました。
海外ではお茶が甘いことが多いんですね。そのあと中国やタイに旅行へ行った時も道中で買うお茶はやはり甘かったです。
日本のお茶に慣れきっていた私にはかなり衝撃的で、子どもながらに拒絶。その後は帰国するまでお茶を買うときは「無糖」と書いてあるものを探して買っていました。
今では甘いお茶もおいしく飲めるようになりましたが、当時の感情を思い出すと甘いようで苦い思い出です。