今日は「週刊新刊全点案内」2304号の発行日です。
掲載件数は1212件でした。
*こんな本がありました*
「スマホを置いて旅したら」
スマホを家に忘れて出かけようものなら、不安で仕方がない私。
だって...
電車の時間も乗り換えもスマホ任せ。
電車に乗るのもスマホをピッ。
移動時間中はスマホでヒマつぶし。
電車を降りたらスマホを開いて待ち合わせ場所まで連れて行ってもらう。
待ち合わせの場所に到着したら友だちにメッセージ送って無事に合流。
何を食べようか、この辺にいいお店がないかもスマホで検索。
あ、ゴハンの写真撮っておこうってスマホでカシャ。
ゴハンを食べた後も支払いピッ。
...スマホに依存しまくりです。
なので、この本を見たとき衝撃でした。
スマホをわざわざ置いて?!3泊4日の岐阜旅行?!
できるわけない、今の私には!!
でも、ふかわ氏の旅の様子を見ているうちに、なんだかとてもうらやましくなってきました。
表紙に載っているふかわ氏撮影の写真も、27枚撮りの使い捨てカメラを持参したそうです。
...ああ、そうだった。
旅行にはフィルムの使い捨てカメラを持って行くことが多くて、決められた枚数しか撮れない写真、何を撮るかが重要だった!
失敗は許されないけど、現像するまでどんな風に撮れたかわからなくて!
でも、だからこそ、できあがった写真を見たら、旅の思い出がぶわって思い出されて!
スマホでほんとに便利になった生活だけど、なくしてしまった何かもある気がします。
事前に綿密な計画を立てて、特にすることがない移動中はぼーっと移り行く車窓の景色を眺める。
行き当たりばったりでお店に入ってみる。
そんな旅行がものすごく贅沢なものに思えました。
いつか私も、スマホを家に置いて旅に出てみようかな。