6月の雑記テーマは「辞典・図鑑」です。
「辞典・図鑑」と聞いて思い出すのは高校時代に使っていた英和辞典です。
中学校はバラエティ豊かな生徒たちが地域の区切りで集まりますが、高校は入試の結果、どことなく似通った生徒が集まります。高校あるあるですよね。
しっかり勉強して私は第一希望の女子高に入学しました。当時はそこそこ進学校、合格したのは嬉しいけれど入ってからは勉強についていくのが大変でした。特に厳しかったのが英語です。英文のギッシリつまった教科書・副読本、進み方、スピード。毎日時間をかけて予習しないといけません。だって先生がとっても、怖かったのです。
ふと見た時計の分や秒で出席番号の生徒を当てる先生でしたから、いつ何時、自分が当たるかわかりません。音読するように当てられた時に読めない単語があったり、訳すように当てられた時に意味を調べていない単語があったものなら、クラス中の空気が凍り付き、先生の周りに怒りの炎が見えるようでした。
そんな先生と思い知る前に「英和辞典は何が良いですか」と訊いた生徒がおり、「出たばかりだがこれが良い」と勧められたのがジーニアス英和辞典です。言われる通りに多くの生徒がジーニアスを購入。欠かせない英語の予習復習のために、その重めの辞書を毎日持ってきては持って帰り、数えきれない回数めくり、時には机に突っ伏して寝る時の枕にもなりました。(厚みがあるので)
昨日、高校生の息子に学校で薦められる英和辞典を聞いてみたら、それもジーニアス英和辞典でした。すごいな、さすがジーニアス(genius天才)。