月末にお届けしているMARCや検索のはなし、今回は「大活字」本についてのおはなしです。
幼いころから視力は低めでした。
小学校の就学時健診時に強度の乱視と遠視と判明。別件で通っていた大きな病院の眼科で弱視者向け視力回復プログラムなるものを受け、小学校中学年のころには裸眼で過ごせる視力となりました。その後暗いところで本を読んだりゲームをしたりと注意を怠り、高校生になると裸眼で読書や勉強は難しくなり、今やすっかり離せばわかるお年頃(老眼)に。
眼鏡の使い分け等対応していますが、昔から手元にある文字の小さな文庫本を読むのは段々辛くなってきました。この後どうなっていくか...少々不安なこの頃です。
そんな私にも役立ちそうな本が「大活字」本です。
老眼だけでなく、弱視者、低視力者の方にも読みやすいようかなり大きな活字で印刷されています。
TRC MARCには大活字をあらわす項目もあるので、TOOLiを使うと簡単に探せます。
「大活字」の本だけを探したいときには、TOOLiの「刊行形態」から、プルダウンで「大活字」を選択して検索してみてください。
著者名や受賞情報等と掛け合わせると、絞り込んで検索することができます。ベストセラーや過去の名作等の小説ははもちろん、最近は実用的な読み物も大活字化されていたりします。
「字が見えにくくて最近本を読んでいない」という方も、いつまでも読書を楽しむために、ぜひご活用ください。