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見た目もこだわっています

本日は「週刊新刊全点案内」2315号の発行日です。
掲載件数は963件でした。


*こんな本がありました*

この仕事をしていると日々たくさんの本に出会います。目を引く装丁の本があると思わず手に取ってまじまじ見てしまうことも。今週号には装丁に関する本が2冊掲載されます。上は日本のブックデザインの150年にわたる歴史を紹介した本で、下は世界中のユニークな88のプロジェクトを集めたブックデザイン集です。


日本のブックデザイン一五〇年 装丁とその時代
(別冊太陽)

平凡社(2023.7)


ブックデザイン 特殊印刷・加工・製本で作られた唯一無二の本たち

サンドゥー・パブリッシング(編)
グラフィック社(2023.7)


個人的に最も印象深い装丁は、子ども時代に出会ったミヒャエル・エンデの「はてしない物語」です。あかがね色の布装で、光のあたり方によって明暗が変わる織り方になっていました。本文はパートごとに2色刷りになっていて、物語の内容とリンクした大変凝った、そして美しい装丁でした。版元のHPを見ると今でもこの装丁の本が手に入るようです。ソフトカバー版も出ているようですが、初めてこの物語を読むお子さんにはぜひハードカバー版を手に取ってもらいたいです。

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